ピックがずれる、回る、落とす

ピックを使ってコードストロークをしていると、

  • ピックがだんだんずれていく
  • 弾いてるうちに回っていってしまう
  • よく落とす

ということが、特に初心者のうちはありがちです。

 

ピックが滑ってしまい、穴(サウンドホール)の中に落としてしまう、なんていうことも(笑)

誰でも一度は経験するはずです!

 

それで、ピックをもっとしっかりもたないとダメなんだ!と思って、さらに指に力を入れる・・・

これは、間違いです!

 

指に力を入れれば入れるほど、手首にも力が入ってしまい、結果的にそれが、よりピックがずれやすい、落ちやすい原因となってしまいます

 

そもそもなぜピックがずれたり、落ちたりするのかというと、ピックと弦の擦れ合う強さが、強すぎるからです。

 

なぜ強すぎるかというと、手首や指に力が入りすぎているため、ピックが弦に当たる時の衝撃を逃がせていないから、です。

手首がしなやかであれば、うまくその衝撃を吸収できます。

 

だから、月日が経って上手になっていくにしたがって、落とさなくなっていくわけです。

 

つまり、ピックがずれたり、落ちたりしなくなってきたら、随分上達した、ということが言えます。

 

それにしてもよくずれるんだ、落とすんだ、という人は、とにかく手首や肘に無駄な力が入っていないか、自分の弾き方を見直してみてください。

 

滑り止め付きのピックとか、ピックに両面テープを貼ってずれないようにしてる、という人もいますけどね(笑)

そんなことしなくても、上手くなればずれなくなります。

 

ストロークをしなやかにする、手首を柔らかく使う方法については、こちらの動画をご覧ください!

これがうまくできるようになれば、ピックもずれにくくなります。

 

 

で、ここからは余談みたいな話で・・・

サウンドホールの中に落ちたピックを取り出すには(^^;

ギターを揺すって、穴の真下にピックを持ってきますよね…

 

そして・・・

勢いよくひっくり返す!! ものの・・

なかなか成功率が低くてイライラする(汗)

 

それよりも・・・

セロテープでもマスキングテープでもなんでもいいので、そのへんの長いものの先につけて(写真では鉛筆を使用)・・・

 

くっつけて取り出せば楽勝!

というだけのことでした(笑)

 

上手くなった、しなやかにストロークできるようになったといっても、たまには落としますよ。

プロでも落としてます。

 

落としても焦らず指でストロークするとか、すぐ取れるような位置に予備のピック置いておくとかすると、かえってカッコよかったりして…

マイクスタンドにくっつけておくピックホルダーとか、ありますよね。

 

指ストロークの話は、また別の機会に!