若いうちのほうが上達しやすいのか…

昨日、あるライブに出演していましてね。

それで、高校生の女の子二人が出演していたわけですよ。

なかなかお上手でしたね🎵

 

まあ、その子たちに限らず、福井にもギターの上手な少年、少女がたくさんいると思いますし、実際に何人か知っています。

 

 

やましんギターレッスンでは、どちらかというと、生徒さんは年齢高めの人が多いです。

そんな方々に、「やっぱり年を取ってからでは上手くなりませんかね??」とよく尋ねられます。

 

この質問に、本音ではっきり答えましょう。

 

同じ時間、同じカリキュラムで練習したとして・・・

圧倒的に、若い人のほうが上手くなるスピードが早いです。

 

これはもう、現実として受け止めていただくしかないと思います。

 

ただ、勘違いしてほしくないのは・・・

 

若くないから、上達しない、上手くならないということではない

ということです。

若い人よりそのスピードは遅いけど、練習を続けていれば、少しずつでも上手くなっていきます。

気長に、根気よく続けていれば、上手くなります。

 

それだけは、勘違いしないでいただきたいです。

 

一方で、若い人のほうは、たとえば中学生、高校生ぐらいの人だと、本当に早く上手くなります。

ただこれは、熱中した場合に限ります

 

若いからって、練習しなければうまくなりません、当たり前ですね。

練習を練習と思わない、面倒臭いと思わない、というような人なら間違い無いですね。

 

そういう年代の人は、指や手首も柔らかいですから、難しいコードも早くマスターすることができます。

だから、興味を持ったなら早く始めたほうがいいですね。

 

大学生ぐらいの年代からは、ちょっとだけ上達の速度が遅くなる傾向があるかな、と思っています。

やはりある程度体が出来上がってくる、つまり固まってくるからでしょうかね。

でも決して大学生からでは遅いとか、大学生になったら練習しても成果が出ない、と言うわけではないですよ。

 

 

若いほうがいい理由は、手の柔らかさだけではないんですね。

やはり入ってくる情報の吸収力が違うんですね。頭が柔らかいというか。

 

なので、中学生、高校生、いや、小学生でもいいですが、もしお子さんがギターにものすごい興味を示していたら、一度弾かせてあげてみませんか??

興味を持つと言うこと自体、すでにそれは才能の現れなのかもしれなと思うんですよ。

他にいろんな娯楽がある中で、あえてギターに興味を持つ、という時点で。

 

でもこれは、50代、60代の人にも言えることだと思います。

その年代にして、あえてギターをやりたい、と思うこと・・・やはりそういう人の心の奥底には、何らかの音楽の才能というか、少なくとも音楽との縁があるはずだと思います!