弾けないところがある時は

簡単な練習曲を選んだつもりでも、どうしても1箇所ぐらいは難しいところがある・・・

よくある話ですね^^;

 

FやBmなど、バレーコードができるだけ少ない曲を選んでも、やっぱり一個ぐらいは出てきてしまうものです。

 

バレーコードに限らず、特に弾きにくいところというのは、やはり繰り返し練習する必要があります。

そしてその繰り返しの練習にも、コツがあります。

それは、

まずはテンポを落として、ゆっくり繰り返す

ということです。

 

実際のその曲のテンポに比べて、ありえないくらいに遅くしてもいいので、

「これくらいゆっくりやれば、なんとかできる」というようなテンポで繰り返してみましょう。

できるようになったら、徐々に徐々にテンポを上げていきましょう。

 

そして、その苦手な箇所をなんとかできるようになったら、その前後1小節分ぐらいを付け足して繰り返してみましょう。

さらに、今度は4小節分とか、その楽譜の1行分・・・というように、範囲をだんだんと広げていきます

 

苦手な箇所だけを繰り返し練習し、やっと弾けるようになったとしても、いざ曲を通して弾いてみたら失敗してしまった・・・

というのはよくある話。

そこだけを練習していても、なかなかうまく弾けるようにはならないもので、やはり流れの中で弾けることが大事なんですね。

 

 

ただ、特に初心者のうちは、繰り返し練習してもなかなか弾けるようにならない部分というのが、必ずあります。

バレーコードなんかは特にそうですが、最初のうちは、完璧にできなくても次に進む、ということはある程度必要です。

 

指の力や柔軟性など、基本的な能力が身につかないと、完璧に弾けるようにはならないからです。

そしてその基本的な能力というのは、いろんなことを繰り返し、月日をかけて練習しているうちに身についてくるものです。

なので、その弾けない部分だけを延々繰り返していても、なかなかできるようにはならないものなんですね。

 

 

ということで、まとめると、

  1. 弾けない箇所を、ゆっくり繰り返し練習する
  2. 弾けない箇所を含む数小節分を繰り返し練習する
  3. それでも完璧に弾けるようにならない場合は、うまく弾けないままでも次(別の曲の練習など)に進む

というように練習していけばいいと思います。

 

3.については、別の曲をある程度できるようになった時に、前の弾けなかった箇所を思い出して弾いてみてください。

前の時よりうまく弾けるようになっているかもしれません。