弾き語り曲のアレンジ〜イントロ、間奏などの弾き方

イントロや間奏で差が出る!

比較的初心者の人達のギター弾き語りを聞いていて、度々気になることがあります。

まぁ、あまり人のことを偉そうに言える立場でもないんですが・・・でも偉そうなことを言いますね(汗)

 

それは、イントロや間奏の部分です。

まだ経験の少ない人は、歌の伴奏がコードストローク、またはアルペジオでも、コードを押さえたまま基本的なパターンを繰り返している、という人が多いと思います。

歌の部分はまぁそれでいいとしても、イントロや間奏がそのままだと、とても物足りなく感じてしまうんです。

 

歌のない部分はギターのみの音になるわけですから、その時に歌があった時と同じ弾き方をしているだけでは、音が薄くなるのは当然です。

せっかくサビで盛り上がっていたのに、急に音が薄くなってコードがジャカジャカと鳴っているだけになってしまう・・・

これでは曲の流れを断ち切ってしまうようで、聞いている側としても、そこで急に冷めてしまうものです。

 

バンドは間奏も見せ場。弾き語りも工夫を!

これがバンドの場合だと、間奏というのも一つの見せ場になるわけです。

かっこいいギターソロや、耳に残るようなリフ、その曲のテーマとなるようなフレーズだったり。

そういうものを間に挟むことによって、曲がよりいっそう魅力を増します!

 

イントロの一発目のリフでグイグイと引き寄せられるような曲も多いですしね。

 

とにかく、弾き語りにおいても、実はイントロや間奏の使い方次第で、曲の魅力が全く異なってくるものです。

ぜひ研究して、イントロや間奏も工夫してみましょう。

 

簡単なアレンジの仕方

初歩的なイントロや間奏のアレンジとしては、コードを少し崩す、というような方法があります。

「sus4」や「add9」のコードを織り交ぜるというようなものですね。

あとは歌のメロディの部分をモチーフにしたメロディを、コード弾きに混ぜるとか・・・

これは文章で書いても分かりにくいですね。ごく簡単な例を動画で撮ってみました。

 

こういうアレンジの仕方というのは、いろいろ音楽理論的な話もまぁあるのですが、それよりも「センス」が一番大事ですね。

決して難しいことをやっているわけではなく、初歩的なことをやっているだけでも、何だかセンスよく、かっこよく聞こえるような場合もあります。

 

イントロや間奏のアレンジ力をつけるには

とにかくそういうのは、まずは真似をすることからですね。

弾き語りで演奏をしているミュージシャンが、実際に間奏やイントロをどんなふうに弾いているのか、よく音源を聞いて、映像を見たりもして、コピーしてみることが一番です。

 

インターネット上に、歌詞とコードだけが出てくるサイトがありますよね。

あれはとても便利ですし、やましん自身も時々利用させてもらうんですが・・・

でも、それらを見て、コード弾きだけで演奏することばかりを続けていると、イントロや間奏の弾き方はもちろん、曲のアレンジ能力、センスなどはいつまで経っても磨かれません。

 

いつも同じことを言うようですが、やはり実際に模範となるミュージシャンの演奏を聞いて、真似して、そこから吸収していかないとやっぱりダメなんですよね。

弾き語りで間奏やイントロが残念な人って、どうやらそういう経験が足りない人が多いような気がします。

 

 

イントロや間奏がうまく作れるようになってくると、歌のバッキングのセンスもよくなってくるし、そういうフレーズから曲を作ることもできるようになってきますから、オリジナル曲のクオリティもどんどん高まっていくものです。

イントロ、間奏、ぜひ研究してみてください!