指が痛いのはどうすれば…

ギタリストの指

ギターを弾き始めの頃、誰もが抱える悩み・・・

 

指が痛い!!

 

固〜くて細い金属の弦をずっと押さえているわけですから、そりゃあ痛くなりますよね。

 

最初のうちは、数分ですぐ痛くなってしまいます。

 

それで、練習する気がなくなってしまう。

「どうしたらいいんでしょうか?」

と、度々尋ねられます。

 

で、その度に答えることを、このブログにも書いておきますね。

 

 

「ごめんなさい、我慢してください…」

 

鬼ですね(汗)

 

だけど、本当ごめんなさい、痛くならない方法、ないんです。

ま、痛くなる前に練習辞めちゃえばいいんですけどね・・・

 

でも、けっこうすぐに痛くなります。

だから、痛くなる前に辞めちゃうと、上手くならないです。

 

 

でもまあそんな答えじゃあんまりなんで、もう少しだけ親切に、お答えしましょう。

 

我慢できる範囲で我慢しながら、そして休憩しながら、毎日コツコツと頑張って練習してください。

それを日々続けていると、だんだん痛くなくなります。

 

毎日弾いていると、指先がだんだん固く、分厚くなってくるからです。

 

指先を固くするコツは、できるだけ毎日弾き続けることです。

そして、痛くなってきたからとすぐ辞めず、もうちょっとだけ我慢して弾くこと。

そうすると、今まで20分で痛くなっていたのが、25分弾けるように。

25分で痛くなったら頑張って30分・・・

 

そうやっていくうちに、長時間弾けるような指になってきます。

こんなふうにきちんと時間測る必要ないですけどね…あくまでも体感で、「もうちょっとだけ頑張ってみよう」を大切に。

固くなった指先。弦の形にそって溝ができているので、押さえやすくなっています。

 

指が固く、分厚くなってくると、いいことだらけです。

  • 弦がしっかり押さえられるので、コードが押さえやすい。
  • ハンマリング、プリングといったテクニックが使いやすい。
  • しっかり押さえられるので芯のあるいい音がする。
  • コードチェンジがしやすい。
  • 長時間弾けるのでどんどん上手くなる。
  • and more…

 

逆に指が柔らかいままだと、弦が指にめりこんでしまい、とても押さえにくくなります。

隣の弦に指が触れてしまい、音が出ないという現象も起きやすいです。

 

 

指が固くなっていく過程には、ズキンズキンした痛みがあり、そしてなんども表面の皮が剥ける、ということがあります。

自然に剥けた分は不要な皮ですから、もったいがらずに(笑)爪切りなどで切っておきましょう。

 

もう一つ、コツとしては、とにかく間をあけず、毎日少しずつでも弾くということです。

1週間に1回まとまった時間弾くよりも、毎日少しずつ弾いているほうが指は固く厚くなりやすいです。

 

やはりとにかく、毎日ギターを触ることですね!

頑張りましょう!