一本一本の弦を順番に弾いていく「アルペジオ」。
ちょっと難しいけど、バラード調の曲を弾く上では、ぜひマスターしておきたいですね。
ただ、好きな曲を原曲通りに弾きたいと思っても、それはプロの演奏。
いろいろ趣向が凝らされていて難しく、とてもそのまま真似して弾こうと思っても、初心者には無理です。
しかし、アルペジオにも基本の型・パターンがいくつかあります。
そのパターンを覚えて、それを好きな曲にあてはめれば、かなりの曲ができるようになります。
今回はその中でももっとも基本的で代表的な2つのパターンを、動画で紹介します。
早速どうぞ!
動画の中で紹介されている、パターン1の図はこちら。
横の6本の線と、音符の中に書かれている数字が弦を表しています。上が1弦(一番細い弦)、下が6弦(一番太い弦)です。
それぞれの弦を弾く指も記入しました。
赤丸のBは、「ベース音」です。動画の中で説明していますが、コードによって6弦だったり、5弦だったり、4弦だったりします。
CやAmなどは5弦です。F、G、Emなどは6弦。D、Dmなどは4弦です。
4拍子の曲の場合、このパターン1回で1小節になります。その1小節にコードが一つだけの場合によく使われるパターンです。
詳しくは動画をご覧ください。
動画で紹介されているパターン2の図はこちら
こちらはパターン1の半分の長さです。なので、1小節にコードが2つある場合などによく使われます。
アルペジオに初めて取り組む方は、まずこの二つのパターンを練習してみてください。
いろんなコードで弾いてみましょう。
パターン2の場合は、慣れてきたら前半と後半を別のコードに変えてみるといいですね。
4拍子の曲なら、この2つのアルペジオでだいたい弾けます。
その曲のコード譜の通りにコードを抑え、右手で上記どちらかのパターンで弦を弾けば、なんとか形になるでしょう。
同じ曲の中で、パターン1、2両方を使っても問題ありません。
パターンの割り当て方がよくわからない、という方は、レッスンにて直接お尋ねください。
曲に応じてアドバイスさせていただきます!
また、この他のパターン、それから3拍子の曲などのパターンなどもありますので、それはまた別の機会に。
まずはこのパターン1とパターン2、頭で考えなくても自然に右手の指が動くくらいになるまで、繰り返し練習してみてください!