急速に上手くなっていった理由
ここ数回出たライブで一緒になった出演者の中に何組か、まだ演奏活動を始めたばかりだった頃の演奏を聞いたことがある人がいました。
といってもそんなに昔の話ではなく、せいぜい1年くらい前に聞いたことがある、という程度です。
その間、SNSなどでよく名前は挙がっていたのですが、実際の演奏を聞くのは久しぶりということになります。
そして、彼らはビックリするほど上達していました。
ギターも、歌も、そしてライブそのものに慣れてきている感じでした。
よくSNSで名前を見かけていた…ということは、彼らは積極的にライブ活動をしていたわけですね。
「オープンマイク」などにも積極的に出ていたようです。
そういう活動を通して、上達していったのですね。
やはり人前で弾くという目標をもつこと、そして実際にやってみて、失敗したり悪い評価をされてしまったりして、それでよりいっそう頑張る。
そんなことの繰り返しで、上達していったんでしょうね。
人の前で演奏するということ
やはり上達するためには、「本番」を経験することが一番だと思うんです。
本番での成果は正直ですから。
そういう意味で、初心者でも出演できるイベント、初心者向けライブや発表会、オープンマイク/オープンステージなどはとても貴重な機会、ぜひ積極的に活用してほしいと思います。
それらの場で先輩達と一緒に過ごすことで、いろいろと吸収できることもあるはずです。
※福井ではやましん主催のオープンステージや、初心者向けライブイベントへの出演斡旋などもしています。詳しくは直接ご相談ください!
とはいっても個人練習が基本
とは言え、もちろん個人での練習も人一倍しなくてはいけません。
上手くなるコツを一言で言うならば、まずは弾く時間だと思います。
上手くなる人は、とにかくギターを離さない、ずっと弾いています。
たとえ短い時間であっても、1分程度の隙間のような時間しかなくても、その時に弾いています。
「練習時間がなかなかとれなくて…」と言う話はよく聞きますが、それでもちょっとの時間ずつでも弾く人が上手くなります。
上手くなる人と伸びない人の違い
中には、せっかくギター教室やレッスンの場に来たというのに、すぐにギターを置いてしまう人もいるようです。
それでいて、上達するための練習法がどうとか、楽器のメーカーがどうとか、音楽理論がどうとか、やたらと理屈っぽいことを言ったりする人もいるんですが、それでは上達しないですね。
まずは、ギターがそこにあったら持つこと、そしてなんでもいいから弾くこと…。
そういう習慣を付けるといいと思います。
理屈はあとからいくらでも…というか、それが必要になってから調べればいいと思います。
楽器のメーカーや種類がどうのこうのという話は、自分の耳で音の違いが分かるようになって、そして気になって仕方なくなったら研究すればいいことです。
とにかく最初のうちはそんなことを考えず、今目の前にある課題曲とか、練習している曲とか、それをひたすら弾き続けましょう!